今日はちゃんと呼吸できてる?

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呼吸は、人間が生命を維持するための最も根本的な仕組みです。

いわゆる「調息」とは、実は身体全体の状態を整えること—— 一見すると繊細で複雑に見える多くの生理的な働きも、呼吸と深く結びついています。

私たちが呼吸をするとき、横隔膜は収縮と拡張を繰り返します。 このプロセスは、単に空気を出し入れしているだけではなく、 内臓をやさしくマッサージし、体内の循環を促進する役割も担っています。

酸素は呼吸によって体内に取り込まれ、 細胞内のエネルギー代謝に関わり、ATP(身体を動かすエネルギー源)の生成を助けます。 また、筋肉へ十分な酸素を供給することで、疲労の進行を遅らせる働きもあります。

さらに、安定して深く長い呼吸は、 身体の回復を促し、心を落ち着かせ、 不安や緊張を和らげ、睡眠の質を高めることにもつながります。

こんな経験はありませんか? 集中しているときや忙しいとき、あるいはストレスを感じているとき、 無意識に息を止めてしまったり、呼吸を忘れてしまったりすること。

それは、身体が「警戒モード」に入っているサインです。 交感神経が優位になり、私たちは常に戦う準備ができた状態になります。

しかし、その状態が長く続くと、 めまいや思考の停滞、突然の強い疲労感といった不調が現れることもあります—— これらすべてが、呼吸と深く関係しているのです。

だからこそ、あなたに一つ問いかけたいのです。 今日、あなたはしっかり呼吸できていますか?

どれだけ忙しくても、どれだけ今に没頭していても——

1〜1.5時間ごとに、 少し立ち止まり、身体を動かし、 自分自身に、しっかりと呼吸する時間を与えてあげてください。